自分でできるおすすめのコーティング剤がしりたい
撥水タイプ・親水タイプいろいろあるけどどれが向いているかな
コスパのいい継続して使えるコーティング剤を知りたい
これまで10年以上手洗い洗車をしてきた中で、洗車後のツヤの満足感や雨が降ったあとでも汚れにくい防汚性、使い続けやすいコスパなどからおすすめしたいコーティング剤8選を紹介します。
種類が多すぎて何を使ったらいいか迷ってしまったらぜひ参考にしてみてください。
洗車マニアkazooが実際に使ったことのある商品を紹介します。
車用コーティング剤を使うメリット
メリット①:ボディのツヤが深まる
コーティング剤を使用することでもともとついている小キズを目立たなくし、光沢感を高めてくれます。
日々の洗車のときにも目に見えない細かい小キズがついてしまいます。
これはどんなに気をつけて洗っていても避けられません。
かといって傷をつけたくないからと洗車をしなければ、走った際につく汚れや花粉などでボディが傷んでしまいますよね。
コーティングはボディに薄い膜を貼るイメージなので、汚れやキズをつきにくくしさらにボディをツヤツヤにする効果があります。
メリット②:汚れがつきにくくなりお手入れが楽になる
コーティングを施工していると雨が降った後のドロ汚れや水アカ、鳥フンなどがついてしまった場合でも通常のシャンプー洗車だけで落とすことができます。
鳥のフンは酸性のためついてしまったらすぐに落とさないとボディに悪影響を与えてしまいますが、コーティングで保護しておけば、汚れの侵食を抑え付いてしまった汚れも簡単に落とせるようになります。
コーティング剤によってはコーティングと同時にボディ表面の頑固な汚れを除去する洗浄成分が配合されているものもあり、虫や水アカがついてもコーティングの施工だけで落とせる場合もあります。
メリット③:ボディの劣化を防げる
ボディ表面の劣化を防ぐ“犠牲被膜”としての役割をもつ
青空駐車などで直射日光による紫外線や花粉など何もしなくてもクルマは汚れてしまいます。
コーティングをしておくことでボディの表面にもう一枚薄い膜をつくり、定期的に古くなったコーティングをリセットすることで常にボディを綺麗に保つことができるようになります。
犠牲被膜を作ることで、ボディ表面の劣化を遅させることができます。
黒などの濃色車の場合、時間の経過とともに紫外線の影響などで新車時の輝きがボヤけてしまう場合がありますが、定期的にコーティング処理をしておくといつまでも新車時の輝きを維持することができますね。
車用コーティング剤の選び方
撥水タイプで選ぶ
①撥水:水滴が玉状になりボディを転がり落ちる
雨が降った際に水滴が丸い玉になりボディを滑り落ちるのが撥水タイプになります。
見た目でもしっかり弾かれているのを実感できるのは見ていても気持ちがいいですよね。
洗車をして拭き取りのときにもある程度水滴が流れてくれるため、ボディに水滴が残っておらず拭き取りやすいというメリットもあります。
デメリットとして、流れ落ちなかった水滴がボディに残り蒸発すると丸いあとが残ってしまいます。
洗車の頻度がすくないと丸いシミがボディに侵食し最悪の場合、へこみになってしまうこともあるので黒などボディが暑くなりやすいカラーの場合は注意が必要ですね。
やっぱり綺麗な車は水を弾くってイメージがあります
②疏水(ソスイ):ある程度水滴は流れ落ちるが撥水ほどは弾かない
撥水と親水のちょうど中間の水弾きをするのが疏水になります。
ボディが濡れても水滴がコロコロ転がらず、大きな塊になって流れ落ちていくようになります。
撥水タイプのコーティング剤の効果が弱まってくるとこの状態になります。
③親水:水を弾かずボディに張り付くようにつく状態
ボディが濡れた場合も水滴にはならずに、ボディ全体に広がる状態になります。
水滴にはならないため、水滴が蒸発したあとも、水滴のあとができにくく汚れが見えにくいというメリットがあります。
目立った汚れにはなりにくいですが薄く全体的に汚れていくためいつもピカピカにしておきたいという人は少し物足りないかもしれません。
水滴が蒸発してできるウォータースポットができにくいため濃色車などに向いています。
ボディーカラーで選ぶ
①濃色車
ドロ汚れや花粉などが目立ちやすい濃色車の場合、頻繁に洗車ができる人以外は、疏水や親水タイプのコーティング剤がおすすめです。
水を弾きにくい親水の方がウォータースポットができにくく、たまにしかクルマを洗えないという人でも綺麗な状態を維持しやすいですね。
濃色車でも、バチバチに水を弾くようにしたいという場合は、2週間に1回はクルマを洗うようにするといいです。
②淡色車
バチバチに水を弾くのが好みの場合は、撥水タイプを選びましょう。
洗車頻度が1月に1回かそれ以下の場合は親水タイプの方が汚れが目立ちにくいです。
撥水の車が汚れてしまうと汚れがまだら模様になっていきますが、親水タイプの場合は全体的に汚れが重なっていくイメージなのでパッとみた時はそこまで汚れているように感じません。
車用コーティング剤できれいなツヤを出すコツ
定期的に下地処理をする
カーシャンプーをしたあとにそのままコーティング剤を施工してもツヤを出すことができますが、コーティング剤の伸びが悪かったり、拭き取りにくい、ムラになるという場合があります。
その場合は、洗車では落としきれない水アカや鉄粉、汚れが付着している可能性があるので下地処理でボディ表面を整える必要があります。
下地処理の種類をみていきましょう
①水アカ取り
雨がボディの隙間に入り、古くなったコーティング剤やグリスなどと混ざり流れ出るとシャンプーだけでは落としきれない水アカ汚れになってしまいます。
水アカを落とさないままコーティングしてしまうと汚れも一緒にコーティングしてしまい落としにくくなってしまうため、コーティング前に水アカがついている場合はキレイに落とすようにしましょう。
水アカのつきやすい場所として、サイドミラーの下や水捌けの悪いドアの下部は要注意です。
水アカは専用のケミカルで落とすことができます。
コンパウンドを含んでいるものもありますが、傷をつけてしまう可能性もあるのでコンパウンドが含まれていないものを使うのがおすすめです。
ブードゥーライド シルクはコンパウンドが入っていない水アカ取りですが、水アカを取るとの同時にコーティング処理までできる製品です。
シルクだけで完了してもいいですし、その上にさらにコーティング剤を施工するとよりツヤを出すことができます。
下記の記事でブードゥーライドシルクを詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
▶︎▶︎ブードゥーライド シルクで水アカ除去|効果的な使い方・口コミ
②小傷消し
洗車時のクロスで拭いた際にできてしまう小キズやドアの取っ手付近の引っ掻きキズは薄いものはコーティング剤で見えなくすることができます。
コーティング剤で消えないものは小キズ消しを使って綺麗にしましょう。
小傷消しはコンパウンドを含んでいるものも多くありますので、必要な範囲のみに使うようにしましょう。
著者は小キズ消しにブードゥーライドのヘックスという製品を使っています。
小キズ取り以外にもヘッドライトの黄ばみを取ることもできるので1本持っておくと便利です。
③鉄粉除去
幹線道路など、通行量の多い場所や鉄を扱っている工場の近くに車を止めることが多い場合は鉄粉がつきやすくなってしまいます。
鉄粉は専用の除去剤や鉄粉用ねんどで取ることができますが、ねんどはボディにキズが付いてしまうため、専用の除去剤を使った方がキズをつけずに綺麗にすることができます。
コーティング専門店で有名はキーパーから販売されているこちらのコーティング剤はボディにスプレーして少し待つだけで、洗剤が鉄粉と反応し紫色になって流れ落ちます。
ねんどと違ってボディを擦る必要がなく、余計なキズがつく心配もないので初めはスプレータイプから始めてみましょう。
車用コーティング剤使ってみてよかった|おすすめランキング8選
おすすめ1位:プレクサス
洗浄、コーティング、ツヤ出しまでを一度の施工で行うことができます。洗浄効果や小キズ隠しの効果もありオールマイティーに使えるコーティング剤です。
私も一番購入本数の多いコーティング剤です。
作業性や使用感は下記の記事を参考にしてみてください。
おすすめ2位:【ながら洗車】プラズマコーティングα120ml単品
ながら洗車から発売されているコーティング剤です。
施工中はムラになることもなくコーティングすることができ、コーティング直後からツヤツヤになっていきます。
防汚性も高く、雨が降っても汚れのあともうっすらとしか見えませんでした。
値段は少し高めですが一度は使って欲しいコーティング剤です。
こちらのレビュー記事でツヤや作業性を紹介していますのであわせてチェックしてみてください。
おすすめ3位:ペルシード ドロップショット
ペルシードドロップショットは浸透型の撥水ガラスコーティング剤です。
ツヤはワックスのようなツヤではなく、無機質なカチッとした透明感のあるツヤボディにすることができます。
繰り返し使用していくことで、コーティング剤がボディに浸透しガラス化するという効果もあります。
おすすめ4位:プロスタッフ グラシアス
ペルシードと同様に塗装面に浸透しガラス化するという効果があります。
継続的に使用していくことでクリア層が保たれ汚れのつきにくいボディになります。
撥水型で作業性も悪くありません。
おすすめ5位:ワコーズ バリアスコート
簡単施工でショーカーのようなツヤツヤの仕上がりにすることができます。
施工中は多少ムラになりやすいため、拭き残しがないか確認しながら作業をするようにしましょう。
他のコーティング剤に比べ価格が高めですが、その分ツヤや撥水の効果も満足できるものです。
おすすめ6位:ブードゥーライド ナノテクノロジーシーラント
磨きキズなどの細かいキズを見えにくくし、ツヤを高めることができます。
シラン皮膜特有の耐スクラッチ特性と有機皮膜による高い防汚性能をもっており、できるだけキズをつけずにコーティングを施工したい人におすすめ
洗車時のミガキ傷も抑えてくれます。
おすすめ7位:ccウォーターゴールド
簡単施工でボディをツルツルにすることができます。
施工中は多少ムラになりやすい部分もあるため、コーティング剤を施工したあと乾拭きするとよりツヤ感を高めることができます。
価格は他のものに比べると安いためコスパよく使うことができます。
おすすめ8位:レインドロップ
ボディとガラス両方に使え、簡単に撥水ボディにすることができます。
上位のコーティング剤に比べるとツヤは思ったほど出ませんでしたが、価格が安く施工もしやすいため時間がないときにおすすめのコーティング剤です。
車用コーティング剤おすすめランキング|まとめ
コーティング剤を使うことで次のメリットがあります。
- ボディのツヤや深みが増す
- 汚れがつきにくくなる
- キズが目立ちにくくなる
コーティングも継続的に行なっていくと汚れもがつきにくくなり長く乗っていてもツヤツヤのボディを維持することができます。
どんなコーティング剤を使えばいいか迷ったときは、今回紹介したもので気になったものから使ってみてください。