こんにちは、kazooです。

自分の車だけ見ていると気づかなかったけど他の車と比べるとなんだか全体的に黄色っぽくなってきたかも……
ヘッドライトは新車の時は、ハードコートと呼ばれる紫外線による劣化を保護を目的としたコーティングが施されていますが、日々の細かいキズや飛び石などによるダメージでだんだんとコーティング剤が剥がれてしまいます。

自動車業界で働いており、約10年以上同じ車に乗っているkazooが黄ばみの原因と対策を解説します。
- どうしてヘッドライトだけ黄ばむの?
- ブードゥーライド ヘックスを使って黄ばみを取るためにはどんな方法があるの?
- また黄ばんでしまわないようにするにはどうすればいいんだろ
こんな悩みを解決します。
ヘッドライトの黄ばみの一番の原因は紫外線
ヘッドライトが黄ばんでしまう一番の原因は太陽光による紫外線です。
ヘッドライトの材質はポリカーボネートという素材で作られており、下記の特徴があります。
ポリカーボネート特徴
・透明度が高い・従来のガラスに比べ重量が約1/4と軽量・表面硬度が高くキズがつきにくい
・耐衝撃性が高く割れにくい
・紫外線によって劣化しやすい
・耐候性が低い
■どうしてヘッドライトは黄ばむのにテールライトは黄ばまないの?
ヘッドライトは材質にポリカーボネートが使われていますが、テールライトにはアクリル樹脂という素材が使われています。
アクリル樹脂は耐候性が優れている為、紫外線の影響を受けにくい為、黄ばみが発生しにくくなっています。
しかし、対衝突性が高すぎ、万が一、割れた場合に破片が鋭角になり危険な為ヘッドライトには採用されていないようです。
ブードゥーライド ヘックスを使ったヘッドライトの黄ばみ除去方法

ヘッドライトが劣化し黄ばみが出てしまった場合には主に下記の方法で、除去することが出来ます。
➀カー用品店などで販売されている黄ばみ取りを使用する
カー用品店では色々な種類の黄ばみ取りが販売されていますが、私が使用しているのはブードゥーライドのヘックスという商品です。

家族が乗っているスイフトの黄ばみをブードゥーライド ヘックスを使用すると下記のように黄ばみを落とすことが出来ましたよ。
今回は左右のヘッドライトを10分間づつ磨いただけですが、それでもだいぶ綺麗にすることが出来ました。
洗車時に定期的にヘッドライトも磨き続ければ、もっと綺麗になりそうです。
hexx使用前
hexx使用後

白っぽくぼやけていたヘッドライトがくすみがかなり薄くなり綺麗になりましたね。
➁黄ばみ取りでも取れないものは耐水ペーパーを使用し削り落とす。
ブードゥーライド ヘックスの使い方を動画で確認しよう
ヘッドライトレンズが綺麗になるだけで、車の新しい感がグッと高くなるんですよ😉#voodooride#ヘッドライト#磨き#コーティング#ヘックス#シーラント pic.twitter.com/xitAP1ATiV
— VoodooRide Japan (@voodooride_jpn) August 5, 2021
ヘッドライトを黄ばませずクリアな状態を保つには
ヘッドライトの黄ばみの原因は紫外線による劣化の為、一番の対策は紫外線になるべく当たらないようにするということです。
普段の駐車場所をなるべく日光の当たらない場所に止めるようにしたり日々のちょっとしたことで黄ばみの進行を遅らせることが出来ます。
下記の写真は、ほとんど洗車をしていない購入から10年ほど経っている家族の車です。
洗車の頻度も2〜3ヶ月に1度という頻度であまり洗車もしていませんが、黄ばみはほとんどない状態です。
普段は屋根付きの車庫で保管しているので紫外線によるダメージを受けくく黄ばんでいないようです。
まとめ
ヘッドライトが黄ばんでしまうと、いくら洗車をして綺麗な艶のあるボディになってもどこか古ぼけた見た目になってしまいます。
逆にヘッドライトさえ綺麗にクリアな状態を保つことが出来れば、多少古い車でもそこまで、くたびれて見えずいつまでも綺麗な車という印象で乗ることが出来ます。
いつまでも愛車を綺麗な状態に保つには日々の洗車時にヘッドライトもケアすることが大切になります。こちらの記事でヘッドライトのケア方法も紹介していますのであわせてご覧ください。
コメント