ワイパーの交換方法とは【自分で交換してみませんか?】

自動車
こんにちは、kazooです。

愛車のワイパーはしっかり水を捌けていますか?

ワイパーを動かすと異音がしたり、水滴が滲んで残ったり部分的に捌けていなかったりするときはワイパーゴムの交換が必要です。
ワイパーは消耗品ですが、車検のときに言われて初めて気づくという場合もあると思います。
『面倒だから』と交換を先延ばしにしていると、何かあった後に交換しておけばよかったと後悔しても手遅れです。
今回はワイパー交換ができる場所や自分で交換する方法を紹介したいと思います。
自分でワイパーを交換したことがない方でも、これから紹介する方法を読んでもらえば簡単に交換することができるようになるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
自動車業界で働いており、月3回は自分で手洗い洗車をしている、kazooがワイパー交換の方法を紹介したいと思います。
  • ワイパーの交換の目安を教えて欲しい
  • ワイパーはどうやって交換したらいいんだろう
  • ワイパー交換の費用はどれくらいかかるの?
こんな悩みを解決します
  • ワイパーの交換タイミング
  • ワイパーゴムの種類
  • ワイパー交換の費用とできる場所
  • ワイパー交換の方法
  • ワイパーを長持ちさせるには
  • ワイパー交換のまとめ
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ワイパーの交換タイミング

ワイパーゴムは消耗品です。
最低でも1年に1回は交換した方が良いですが、以下の症状が出た場合は1年経過前でも交換するようにしましょう。
万が一視界不良で事故などを起こしてしまっては大変です。
  • ワイパー動作後にスジ状の拭き残しができる。
  • ワイパー動作時にガラスと擦れびびり音が出る。
  • 拭き取り後に水滴の滲みがでる

ワイパーゴムの種類

ノーマルタイプ

純正でも使用されている一般的なワイパーです。
特別な特徴はありませんがそのかわり価格は一番安く購入することができます。

グラファイトタイプ

撥水剤を使用している場合は雨が降っても水滴がガラスに残っていない箇所ができますが、通常のワイパーだと摩擦でキュキュッと音が出ることがあります。
グラファイトタイプのワイパーは炭素が含まれており摩擦を軽減することできるため、水がついていない箇所でも音が出ることなく動作することができます。
価格はノーマルタイプのワイパーゴムよりも少し高くなります。

撥水タイプ

ワイパーゴムに撥水効果を加えたタイプになります。
価格が他のものに比べ高価になる傾向がありますが、撥水剤を塗布するのが面倒な方はこちらを使うとよいでしょう。

ワイパー交換にかかる費用と交換できる場所

使用しているワイパーの長さやショップによっても価格が変わってくる為、目安としてご確認ください。

ディーラー

ワイパーブレードごと
4000〜5000円
ワイパーゴムのみ
2000〜3000円
工賃 2000円
新車購入時から取り付いている純正品を購入できるという安心感はありますが、ワイパーの費用や工賃が高くなってしまう傾向があります。
純正にこだわりたい方は良いですが、少しでも安く抑えたいという方は次で紹介する場所も検討してみてください。

カー用品店・ガソリンスタンド

ワイパーブレードごと
2000〜3000円
ワイパーゴムのみ
1000〜2000円
工賃
500〜1000円
純正品以外にもグラファイトタイプや撥水タイプなど自分の好みのワイパーを購入することができます。
価格もディーラーに比べると安く済ませることができるためおすすめです。

自分で交換

ワイパーブレード
2000〜3000円
ワイパーゴムのみ
1000〜2000円
工賃
0円
インターネットやカー用品店で購入し自分で交換した場合の費用になります。
自分で交換するため工賃がかからず一番安く済ませることができます。なれてくれば洗車のついでに5分もかからず交換することが出来るため自分でやってしまうのも良いと思います。

ワイパー交換の方法

続いて、ワイパーゴムの交換方法を解説します。
1.赤枠で囲われた部分をマイナスドライバーなどで持ち上げロックを外します
2.ドライバーをそのまま差し込んでしまうと傷がついてしまう場合もある為、ドライバーにテープを貼り傷がつかないように保護します
3.マイナスドライバーを差し込み持ち上げます
4.ロックを持ち上げワイパーを車体側にスライドさせます
5.ワイパーアームからワイパーブレードを取り外します
ゴムのみ交換する場合は取り外さなくても交換はできますが、作業中にワイパーが倒れたりする場合もある為念のために外しておくほうが良いでしょう
6.ワイパーアームを立てたままにしておくと不意に倒れた際ガラスを傷つける可能性がある為、タオルなどを敷いて倒しておきます
7.ワイパーゴムの凹みに爪が引っかかっているところを引っ張りワイパーブレードからゴムを引き抜きます

8.ワイパーゴムについている鉄の薄い板は入れ替えて使う為捨てずに取っておきましょう

9.鉄の板の両端は鉤爪のようになっており、ゴム側の凹みにあわせて取り付けます。
10.SETと書かれている方向からゴムをアームに差し込みます。
11.端までゴムと差し込んだら端にある凹みにアームの凸をはめ込みます
12.外した時と逆の順番でアームを取り付けます
13.ロックをして交換終了です。

ワイパーを長持ちさせるには

ワイパーゴムは温度変化によって劣化してしまいます。

夏場の窓が高温になる時期は、ワイパーゴムが柔らかくなり窓ガラスに張り付いてしまったり、高温のためアームの力でゴムが変形してしますことがあります。
窓ガラスが凍結する冬はガラスとワイパーゴムが凍結してしまい、無理に動かすとゴムが破損したり、ちぎれてしまうことがあります。
夏季、冬季はゴムが劣化しやすい季節のため、なるべくガラス面に触れないように駐車時はワイパーを立てておくと劣化を遅らせることができます。
他にも、花粉や砂などを噛んだ状態でワイパーを動かしてしまうとゴムが傷んでしまい劣化が早まります。なるべく雨水を取り除くということだけにワイパーを使うようにしましょう。
虫や鳥のフンなどがガラスについてしまった場合は、ワイパーで取り除くのではなく、タオル等で拭き取り仕上げにウォッシャー液を出してワイパーを動かすと、ゴムへのダメージも抑えることができます。

ワイパー交換のまとめ

自分でワイパーを交換したことがないという人も多いと思いますが、やり方さえわかってしまえば5分もかからずに交換することができます。

ゴムだけの交換だったら1本1000円もかからずに交換することができます。

洗車をする際にゴムの部分も拭いてあげることで劣化を遅らせることができますが、びびり音や拭き残しなどが出始めたら早めに交換することでいつでも快適な視界で運転することができます。
自分が事故に遭わないことももちろん大切ですが、家族や恋人などを事故に巻き込まないためにもワイパーのメンテナンスを日頃から行なっていきましょう。
それでは、良い洗車ライフをお送りください。

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