簡易コーティング剤を使ってもムラになってしまい綺麗に仕上がらない
綺麗に施工する方法を知りたい
ムラになりにくくするにはどうしたらいいの?
簡易コーティング剤でもコーティング前の状態が悪いとムラになってしまいキレイなツヤを出すことはできません。
本記事では、コーティングを施行してもムラが残ってしまう人にどうすればムラなくコーティングを行うことができるか解説していきます。
コーティングがムラになってしまう原因
- 炎天下での作業
- コーティング剤のつけすぎ
- 拭き取り不足
- 下地処理ができていない
せっかくコーティングをしてツヤツヤにしようとしても、ムラになってしまい仕上がりに満足できなかったら残念ですよね。
ムラになってしまう原因を確認していきましょう。
洗車は曇りの日に
コーティング施工時に一番注意することは、施工時の天候です。
晴天の日は洗車日和と思いがちですが、天気がよく気温の高い日はボディの温度も上がりやすくコーティング剤をつけるとすぐに乾燥してしまいムラになってしまいます。
一番良いのは雨が降りそうな曇りの日ですが、ちょうどいい天気を待っているといつまで経っても洗うことができないので、気温の上がる前の朝方か、気温が下がり始める夕方がおすすめですね。
コーティング剤のつけすぎと拭き取り不足
コーティング剤は多く使えばよりツヤが出るというものではありません。
使用量を守ってコーティングを行いましょう。
1枚のクロスで拭き取りをしているとだんだんクロスにコーティング剤が染み込んでいき、いくら拭いてもコーティング剤を拭き取ることはできません。
綺麗に仕上げるにはコーティング施工用と拭き取り用の2枚を準備すると綺麗に拭き上げることができますよ。
コーティング施工面にイオンデポジットや鉄粉が残っている
カーシャンプーだけではイオンデポジットや鉄粉は除去することができません。
イオンデポジットは洗車した際の水道水が蒸発して塩素が残ってしまったものや、汚れたボディに雨が降り水分が蒸発した際に発生してしまいます。
こまめに洗車をすることでイオンデポジットがつきにくくなりますが、できてしまったものは専用のクリーナーで除去しないと取れないのでこびり付いてしまったデポジットは専用のクリーナーで取り除きましょう。
こちらの記事でイオンデポジットや水アカの取り方について紹介しているので良かったら合わせて読んでみてください。
▶︎▶︎ながら洗車BASE(ベース)使い方を解説|評判・口コミは?
また、線路の近くや幹線道路をよく走る場合は、ボディに鉄粉がつきやすくなってしまいます。
目には見えにくい為、あまり意識することはありませんがボディに鉄粉が残っていると撥水も弱くなってしまい、コーティングの伸びも悪くなってしまいます。
2〜3ヶ月に一度鉄粉を除去すると綺麗な状態を維持することができます。
鉄粉を除去するには、粘土タイプとクリーナータイプがありますが慣れないうちはクリーナータイプから始めるようにしましょう。
▶︎▶︎キーパー鉄粉クリーナーを試してみた|鉄粉除去剤の効果的な使い方
ムラのでにくいコーティング施工方法
濡れたままのボディに施工できるコーティング剤は乾燥しにくくムラにならずに施工することができます。
また、濡れたボディへの施工を推奨しているものや乾燥していても濡れていてもどちらでも使えるものを選ぶとボディの状態に合わせて施工方法を変えることができるのでおすすめですよ。
ペルシード ドロップショットの使い方
▶︎▶︎ペルシード ドロップショットの効果的な使い方【口コミ・評判はどうなの?】
ペルシードドロップショットは洗車後の濡れた状態のボディに使うことができるので簡単にボディにツヤを出すことができます。
1.洗車後、ボディが濡れた状態で使用します。
ボトルを良く振り、ボディに薄くまんべんなくスプレーしてください。
2.付属のクロスで塗り広げるように拭き上げてください。
付属のクロスはキメも細かく吸水力も優れているのでコーティング用以外でも使い勝手がいいですよ。
出典:ペルシード公式
グラシアスの使い方
▶︎▶︎ガラス化コーティング剤 グラシアスの使い方|口コミ・評判は?
クロスは乾いた状態で使用するのではなく、一度濡らしてからしっかり絞ったものを使うと拭き取り時にクロスでキズをつけることなく施工することができますよ。
グラシアスは洗車後の水滴を拭き上げたあとに使用するタイプになります。
ペルシードドロップショット&グラシアス|ツヤ比較
グラシアスとペルシードのツヤはあまり違いは感じられませんでした。
どちらもガラス系の硬いツヤで雲も綺麗に写り込んでいます。
施工は濡れたままでも使えるペルシードの方がやりやすく感じました。
コーティング剤 グラシアス ペルシード ムラになりにくい施工方法|まとめ
コーティング施工時のムラは、よりツヤのでやすいものの方が濃度が濃く、艶に比例して施工時にムラになりやすいというデメリットがあります。
濃度の濃いコーティング剤を施工する場合は、事前に下地処理もしっかり行い、塗装面を整えたボディに施工することでムラができにくくなります。
コーティングも事前準備が大切です。
ムラになってしまってキレイに施工できないときは一度下地を整えるとキレイに施工することができますよ。