洗車したばかりなのにすぐに汚れてしまう
洗い立ての濡れたようなツヤを長く保ちたい
黒い車には撥水と親水どっちの方が向いているの?
黒い車を洗車した直後は周りの景色を反射しどの色よりもキレイに輝きますよね。
でも、黄砂や花粉、雨が降るとたちまち汚れてしまい、せっかく綺麗に輝く車にしたのがムダになってしまいます。
本記事では、少しでも長い間洗車したての綺麗な状態を維持する方法を紹介します。
免許を取ってから10年以上最低でも月3回は自宅で黒い車を手洗い洗車している著者が紹介します。
やっぱり洗車後の輝きは黒い車が一番ですよね。
黒い車の3つのメリットとデメリット
いろいろなボディーカラーがありますが、黒は綺麗に磨かれているとかっこいいとか、黒はキズがつきやすいからやめた方がいい、など様々な話を聞くことがあると思います。
ここでは黒い車のメリット、デメリットをそれぞれ3つずつ解説します。
黒い車のメリット
➀汚れがなく周りの景色を反射し映し出している黒い車は高級感がある
映画やテレビなどに出てくる高級車は黒が多いと思いませんか?
手入れが難しいからこそ、きちんと磨かれた黒い車は高級感があります。
著者も街中でピカピカの車を見るとついつい目で追ってしまいます。
➁年式が古い車でも黒く輝く車は古く見えにくい
きちんと手入れされている黒い車は同じ型式の他の色の車よりも新しく見えます。
毎回機械式洗車をやっていると細かい傷が増えていき白くぼやけてしまいますが、小傷を増やさないためにも普段から手洗い洗車をして、キズがつきにくいよう手入れしていると数回だけでは違いが感じられなくても3年、5年と時間が経つにつれ輝きに差が出てきます。
一台の車を大切に乗り続けるのは環境にも財布にも優しいです。
➂洗車後の変化が分かりやすい
洗車好きの方は黒い車に乗っている方も多いかと思いますが、黒は砂埃や雨などですぐに汚れてしまうため、洗車をする前とした後の変化が一番感じやすい色になっています。
せっかく洗車したら前後で違いがわかるとやった甲斐もありますよね。
メリットとして挙げた3つはどれも自己満足の世界になりますが、やっぱり買ってよかったと思える色がいいですよね。
私はこれまでずっと黒い車を乗り継いできましたが、今のところ他の色にすればよかったと後悔することなく黒い車に乗り続けています。
黒い車のデメリット
➀雨や花粉、黄砂などで汚れやすい
どの色でも同じように汚れてしまいますが、黒い車は雨上がりの濡れた路面を走ると泥汚れなどがついてしまい汚れが乾燥すると白い汚れが目立ってしまいます。
汚れがつきにくくなる防汚性に優れたコーティング剤も紹介しているので合わせて読んでみてください。
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➁キズが目立ちやすくキズが増えると真っ黒ではなく白くぼやけて見える
白い車にキズが増えてもあまり見た目は変わりませんが、黒い車にキズがつくと光の反射でキズが目立ってしまいます。
細かいキズが増えることで新車時の輝きがなくなり白くぼやけて見えてしまうようになります。
コーティング剤などで傷を埋め目立たなくすることはできますが、完全に傷を消すにはコンパウンドで磨くしかありません。
➂太陽の光を吸収しやすい為、夏場はボディ、車内が高温になりやすい
黒は白よりも光の吸収率が高く、夏場は車内の温度差が約5℃ほど黒い車の方が高くなります。
ボディも黒い車の方が気温が高くなる為、晴れの日に洗車をしてしまうといつの間にか気温が上がってしまい、水分が蒸発してシミの原因になってしまいます。
夏場は車内も高温になってしまうので暑さ対策もしっかり準備しておきましょう。
キズがつきやすい、汚れやすい、夏場は車内の気温が高くなりやすいと決して小さくないデメリットの為、やっぱり白などのキズが目立ちにくい色がいいと思う方も多くいると思います。
こまめに車を洗う時間が取れない人は汚れが目立ちやすい黒系ではなく、白系のカラーを選ぶのもおすすめです。
撥水・親水・疎水|黒い車に適したコーティング
車の表面は大きく分けると撥水、疎水、親水のいずれかの状態になっています。
撥水、疎水、親水はボディとの接触角度によって決まってきます。
撥水|接触角度90度以上
接触角度が90度以上になるとボティについた水滴は水玉になりコロコロと傾斜を転がっていきます。
バチバチに水を弾いている車はしっかり手入れされているなぁと感じてしまいます。
水あとが残りやすいデメリットはありますが、それでも撥水がいいという人は多いですよね。
疎水|接触角度60度~89度
撥水と親水の中間の状態で、ボディについた水滴は水滴同士が集まり傾斜を流れていきます。
コーティングやワックスを掛けたボディも雨などで撥水成分が流れてしまうと、初めは撥水していてもどんどん疎水に近くなっていきます。
親水|接触角度60度未
水玉ではなく、水滴同士がくっつきあい大きな塊で傾斜を流れていきます。
黒い車には水滴が残りにくい親水が良いという意見がありますが、親水の効果を感じられるのは土砂降りの時に車を動かさなかったときだけだと思います。
親水にしておけばボディについた水滴は大きな塊となって流れ落ちていきますが、天気雨などの弱い雨が短時間だけ降った場合などは、撥水、親水どちらも水滴がボディに残って水染みとなってしまいます。
毎回は難しいかもしれませんが、雨が降ったら洗車するというようにすることが10年以上車を乗っていても、いつでも綺麗な状態を保つコツだと感じます。
洗車の度に念入りにワックスがけやコーティングをする時間を取ることも難しいと思いますので、下で紹介している短時間でできるコーティング方法などを参考に仕上げをしてみるのもおすすめです。
【簡単洗車】プレクサス おすすめの使い方紹介します【時間帯効果抜群】
黒い車のコーティングは親水・撥水|まとめ
様々なコーティングがありますが、基本的には雨が降れば車は汚れるものという認識をもってこまめに洗車をしてあげるのが、常に車を綺麗に保つコツだと思います。
雨が降っても汚れないということはありえないので、定期的に洗車をするのが当たり前ですが車を綺麗に維持していくために欠かせないことですね。
機械洗車機では小傷が増えてしまうため、手洗い洗車を行い、コーティングで艶を出してやるのがおすすめです。
手間がかかるからこそ愛着を持つことが出来ますのでこれからも楽しく洗車をしていきましょう。
黒い車におすすめのカーシャンプーやコーティング剤の紹介もしているので他の記事も読んでみてください。