洗車をして綺麗にしてもなんだかボヤけて見える
買った時よりもゴムモールの部分が白っぽくなってきた
車のゴム部分を新車のように黒くツヤツヤにしたい
洗車をしてボディは綺麗だけど、なんだか全体的にぼやけて見えると感じることはありませんか?
ボディやタイヤはワックスやコーティンを施工してツヤツヤしていても窓枠のゴムモールやルームモールは新車のように黒々していますか?
車窓枠のゴム部分やルーフのゴムが汚れていたり、白っぽく劣化していませんか?ゴム部分や紫外線や太陽光などの熱で少しづつ劣化していきます。
通常の洗車だけでは防げないゴムの劣化も専用のコーティング剤を使うことで黒々と新車時のツヤを取り戻すことができます。
本記事では愛車を長く大切に乗るためにゴムモールの保護やツヤの戻し方を紹介していきます。
白く曇ってしまったモールを買ったばかりの車のように黒い艶を復活させることが出来ますよ。
- ゴム部の白化や劣化はどうして起こるの?
- ルーフモールやサイドウィンドウモールのゴム部を綺麗にする方法を知りたい!
- 窓ゴム&モールコーティング剤はどのように使うの?
車のルーフ、ウィンドウモールのゴムが劣化してしまう原因
自動車に使用されているウィンドウモールなどのゴムパーツは屋外で使用されているため、様々な原因により日々ダメージを受けています。
大きく分けると以下の要因により劣化していきます。
- 紫外線によるゴムの劣化
- 熱によるゴムの劣化
- 水分によるゴムの劣化
- 油分によるゴムの劣化
紫外線によるゴムの劣化
紫外線によるゴムの劣化は屋外で使用しているため、完全に防ぐことは難しいですが車を停める際はなるべく直射日光が当たらない日陰に停めるなどすることで影響を小さくすることができます。
熱によるゴムの劣化
夏場など自動車が高温になる時期はゴム部分も柔らかくなり、夜間に気温が下がることで日中柔らかくなったゴムはもとの硬さに戻ろうとします。
この柔らかくなるのと固くなるのを日々繰り返すことでゴムの内部にダメージが蓄積し劣化していきます。
水分によるゴムの劣化
冬場など自動車の窓や車体が凍結する季節は雨などで車が濡れた際にゴムモールにも水分が付着してしまいます。
ゴムが濡れたまま凍結してしまうと、ゴムの内部に入った水分が凍結により膨張してしまいゴムを劣化させていきます。
油分によるゴムの劣化
車のボディ用のワックスやコーティング剤などがゴムモール部に付着してしまうと化学反応によりゴム内部の成分が流れてしまったりして劣化に繋がる可能性があります。
ワックスやコーティング剤を使用するときは使用可能範囲をしっかり確認し、ゴムへ使用できないものはマスキング等で付着しないよう注意しましょう。
ルーフモール・ウィンドウモールが劣化するとサビが増える
窓枠についているウィンドウモールや、天井についているルーフモールはどのような車種でも使われているパーツになります。
ウィンドウモールはドアと窓の隙間から車内に水滴などが入らないようにする為のパーツで、ルーフモールは天井部分と側面部分のパーツを溶接した際の隙間を埋め、水滴が入らないようにするためのパーツになります。
どちらも防水の目的があり、劣化してしまうと最悪の場合、車内に水滴が侵入しサビや電子部品の故障に繋がってしまいます。
自動車は当然外で使用するので日光や雨風を受けダメージを受けてしまいますが、モール用のコーティングをすることで劣化を抑えることができます。
ゴムモール部の白化や色あせなどの劣化を防止しよう
一度起きてしまったゴムモールの白化や劣化は通常の洗車だけでは、綺麗にすることができません。
元通りの黒い艶を出すには専用のケミカル剤でコーティングを行い、保護することが大切です。
次の項目でコーティング剤の施工方法を紹介します。
ゴムモールの白化や劣化を防止 窓ゴム&モールコート剤の使い方
今回使用した製品は「PRO STAFF 魁 磨き塾 窓ゴム&ゴムモールコート」になります。
プロスタッフは窓の鱗取りのキイロビンやコーティン剤のCCウォーターなど有名な製品がいくつもあるメーカーです。
PRO STAFF 魁磨き塾 窓ゴム&モールコーティングとは
くすんで白く劣化したゴム製パーツを、上質な深黒に復活させるゴム専用のコーティング剤です。
窓ゴム部(ウェザーストリップ)やルーフレール部のゴムモールはもちろん、エンジンルーム内のゴム・ホース類やパッキン部分にも最適。
塗るだけで黒く綺麗な状態に仕上がります。
ガラス系ポリマーの重厚で強固なコート膜により、コーティング効果を約6ヶ月持続し、さらにはUV吸収剤の効果で劣化を防ぎます。
経年で白化したゴムはもちろん新車時からの劣化防止にも効果的な保護コート剤です。
UV吸収剤配合で日焼けを防いで黒さをキープします。
引用:プロスタッフ 魁磨き塾 窓ゴム&ゴムモールコート
ゴムモールコート剤 使用前の注意点
コーティング剤を塗るときは事前に洗車を行い、砂や泥、ワックスなどの汚れをしっかり落としてから施工してください。
コーティング剤が乾燥するまでは濡らすことができないため、雨が降っている日は避け、風のない曇りの日にやるようにしましょう。
施工中に濡れてしまったり、ホコリが付いてしまうとムラやゴミの付着に繋がってしまいます。
施工完了後は、約2時間自然乾燥させます。
途中で触ってしまうとムラになったりするため我慢しましょう。
2時間経過後乾いたクロスで軽く吹き上げるとより綺麗に仕上がります
施工する時には天気に注意して風の弱い、雨が降らない時にやりましょう。
小さな瓶に入っているのでどれくらいの量が使えるのか不安でしたが車全体のゴム部に使用しても3回分は持ちそうな量です。
1年保管したものを使用してみましたが液体の劣化等もなく使用することができます。
ゴムモールコーティング剤 施工方法
付属のスポンジに付属の紙ウエスを巻きつけます。
コーティング剤を1滴づつウエスにつけ塗り拡げていきます。
1滴につき、約50センチ四方を目安に塗っていきます。
一度に大量に付けてしまうと乾いたときにムラになる場合がありますので少量づつ塗り拡げるということを意識して施工すると良いでしょう。
コーティング剤を施工していくと紙ウエスが黒く汚れていきますのでウエスの面を変えたり、新しいウエスに交換しながら施工しましょう。
出典:プロスタッフ公式
ゴムモールコーティング剤施工前
10年ほど乗っている車のため全体的に白っぽく劣化してしまい、ボディを艶々にしてもどこか引き締まらない感じがありました。
いくら洗車をしてボディを綺麗にしてもモール部が白っぽくなっているだけで綺麗さが半減してしまいますね…
ゴムモールコーティング剤施工後
ゴムモールが黒々としたことでボディの黒がより引き締まり、全体的なまとまりも出ました。
モール部とボディーの境目が分からないほど黒くなり一体感が増しました。
ゴムモールコーティング剤|施工前後比較
左側が施工後で右側が施工前になります。
コーティング剤を塗り拡げた時点から、ゴムが黒々していくのが分かりますね。
ボディにコーティング剤がついてしまうとムラになり取れなくなってしまう可能性もありますので、ゴムモール周りはしっかりとマスキングテープを貼りましょう。
2時間ほど乾燥させたあと乾いたタオルで仕上げに拭いてあげるとムラも取れ綺麗に仕上げることができます。
説明書には効果は6ヶ月続くとありますが、これからどれくらい持つのか確認していきたいと思います。
追記:
持続期間は6ヶ月と記載がありますがウィンドウモールは6ヶ月経っても黒いツヤを維持したままでした。ただ、ルーフモールは天候の影響を受けやすいためか、黒いツヤがなくなってきました。
半年に一度は定期的に繰り返していく必要がありますね。
液剤は1台分ではほとんどなくなっておらず、効果が薄れてきたらまた施工してみます。
ゴムモールコーティング施工から1年経過
ゴム部へコーティンを行なってから1年経った状況ですが、サイドのツヤは施工直後よりは落ちているように感じましたが、まだ真っ白に戻ったという印象はありません。
ですが、ルーフ部は施工前の白っぽい感じになっていたので雨や太陽光が直接当たりやすい場所は半年ごとに施工が必要ですね。
下の写真はルーフ部のゴムモールですが、上半分は完全にコーティングが落ち白くなってしまいました。
再度コーティング剤を塗ることで黒さが復活しましたよ。
コーティング剤を再施工で黒さが復活
再施工した際にサイドのゴムモール部だけでなく窓ガラスに接するゴム部分にもコーティング剤を塗ってみました。
1度購入するだけで車のあらゆるゴム部に使えるのがいいですね。
ゴムモール&ウィンドウゴムコーティング|まとめ
出典:プロスタッフ公式
日々の洗車で綺麗に洗っていてもゴム部の劣化は防ぐことができません。
定期的にゴム専用のコーティン剤で保護してあげること、白化や劣化を防ぎ黒々としたゴムを維持することができます。
せっかくボディを綺麗にしていてもウィンドウモールやルーフモールが白くなっていると綺麗さも半減してしまいます。
タイヤワックスは洗車の度に使っている人も多いと思いますがゴムモールのコーティングも定期的にやっていきたいですね。
ゴム部もしっかりコーティングをして綺麗な車にしていきましょう。
PRO STAFF 魁 磨き塾 窓ゴム&ゴムモールコートが気になった人はぜひ一度使ってみてください。