仕事に関する話題ならスムーズに受け答えすることができるのに雑談になると何を話したらいいかわからないっていう人も実は多いと思います。
今回は「超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける」を読んでタメになった内容と営業調達業務を行なっていく中で感じた雑談をするメリットをお伝えしていきます。

今回の記事を読むことで雑談のメリットを学ぶことができ、職場でのコニュニケーション力を高めることが出来ます。



楽しく雑談をしたいけど、どんなことを話したらいいかわからない…
どんな話題を選べばいいのかな?



雑談にうまく加われないけどどうしたらいいの?
周りは雑談をしているけど、気づかないふりでPC作業をしてしまいます。
職場で雑談をしない人が雑談力を上げるコツ


雑談が上手くなりたいと思ってコニュニケーションの本などを読んで勉強しようと考える人もいると思いますが、雑談には雑談に適した話し方があります。
雑談を上手くできるようになりたいと思っているのに、論理的に話しましょうとか、まずは結論から話しましょうとか言われても雑談をする上では全く関係ないですよね。
「The show must go on」(直訳で「ショーは続けなければいけない」) という言葉がありますが、雑談も、とにかく続きさえすればいい。 大切なのは「内容」ではなく「ラリー」です。
雑談のほとんどはあとから振り返っても思い出せないくらい中身のない会話がほとんどです。
大切なのは相手との言葉のキャッチボールになります。
大切なのは中身ではなく、相手と気持ちのやり取りをすることです。
雑談力は「情報」ではなく「気持ち」を話す
急に雑談しようっていわれると何を話したらいいか迷いますよね。
初対面の人だと相手の好みもわからないですし何を話していいか考えた挙げ句、天気の話をしてみてもすぐに会話が途切れてしまうということがあると思います。
雑談では意味のある内容でなくても大丈夫です。
雑談を続けるコツは「体験したこと+感じた気持ち」をセットで話すようにするといいですよ。
自分の体験談とその時の感情はあなたにしか話すことの出来ないオリジナルのストーリーなのでみんな話を聞いてくれますね。
自分しか分からない話をしても仕方ないなと思って時事ネタなどのニュースの話題を話す人がいますがニュースは誰でも手に入れることが出来る情報の為、盛り上がりにかけてしまいます。
ニュースを話題にするときは、事実に対して話すのではなく、その話題に対して自分はどう感じたのか気持ちを伝えるようにしましょう。
雑談力を高めるには|相手が話しているときにはしっかりとリアクションしよう


- うなずく
- 笑う
- 身振り手振りで反応する
雑談を続けるコツは相手に気持ちよくなってもらうことです。
相手の満足度を高めるには、話をしっかり聞いていますよということを伝える必要があります。
私はお客さんと雑談をするときには、プライベートの時よりもリアクションを大きくすることを意識しています。
表情も笑うときは笑う、悩むときは悩むということを相手にも分かるように大きめに取るように気をつけています。
雑談力を高めるには|話す割合は自分3割、相手7割
雑談を無理なく続けるポイントは自分の話は3割、相手の話は7割の割合で会話を続けていくと自分から無理に話題を考え話を振ることもないのでムリなく雑談を続けることが出来ます。
時事ネタなど自分に直接関係のない話題は当たり障りのない回答しか出来ず、すぐに会話が途切れてしまいます。
雑談でも対岸の火事ではなく、自身で感じたことを話題にすると共感しやすくなったり相手も同じ気持ちを持っていることがわかったりして話が弾みやすくなります。
よく趣味は何ですか?と聞いてくる人がいますが趣味とはっきり言えるものを持っている人は実は少ないです。
相手が趣味を聞いてきているのは相手も話題がなく、何か共通の話題がないか探っている状態なので、趣味を聞かれたときは週末にやる予定や先週やっていたことなどを話すとそこから会話が生まれやすくなります。
雑談が苦手な人が職場での雑談の場に馴染むには


陽キャは雑談が得意そうで、反対に陰キャは雑談が苦手そうという印象がありますが陽キャのように社交的でなくても、陰キャには陰キャなりの雑談の対応方法があります。
雑談のテクニックさえ学べばどんな人でも雑談を楽しむことが出来ます。
雑談はコツと慣れが大切です。
まずは雑談をしている場に加わることがスタートになります。
雑談に交じるには雑談をしている輪に近づくだけで大丈夫です。
あとは相手が話を振ってくれるので、リアクションを返しつつ更に輪に入っていきましょう。
雑談が苦手な人がリアクションに困ったときの反応方法
コニュニケーション術の本では「さ・し・す・せ・そ」を意識したあいづちを打つ、というテクニックがよく紹介されています。
「さすが」「知らなかった」「すごい」「せっかくだし(センスいいですね)」「そうなんですか!」という言葉を使ってリアクションしようということです。
ですが、「雑談力」ではあまりおすすめできないと言われています。
なぜかというと「いざというときに、とっさに出ない」からです。
「雑談力」で紹介されているおすすめのリアクションが「あ・い・う・え・お」です。
つまり、 「あー!」「いいですねー」「うーん」「ええ!?」「おーーー!」
相手が何かを言ったら、「あー!」と納得し、「いいですねー」と共感し、「うーん」と考え込み、「ええ!?」と驚き、「おーーー!」と感嘆することがいいと書かれています。



「あ・い・う・え・お」なら普段の会話でもそこまで意識せずに使うことができるので積極的に使っていくようにしましょう。
雑談力を下げてしまう雑談中のNG行動
- 相手の話題を奪う
相手が気持ちよく話している時に自分も知っている内容だとついつい相手が話しているにも関わらず話始める人がいます。
でも、相手が話しているときは話し終えるまでは相槌やリアクションなどを取りながらしっかりと話しを聞くようにしましょう。
雑談を続けるには相手を立てることが大切です。
誰でも自分の話を聞いてほしいという気持ちを持っています。



相手が話をしているときは最後まで聞くことが良好な関係を作るためには必要!
雑談ではアドバイスは厳禁
悩みを聞いてほしいと相談されたとしてもアドバイスをして悩みを解決してはいけません。
相手は悩みを聞いてほしいだけで、問題解決をしたいとは思っていないことが多くあります。
相手は悩みをきいてもらいストレス発散をしたいという気持ちを持っています。
悩みや愚痴には解決策ではなく、ひたすら共感することが重要です。
相手に寄り添って話を聞くだけで相手は満足することができます。
職場での雑談をタイミングよく切り上げるには


楽しい雑談でも切り上げ方も上手いとまた話したいと思ってもらうことができます。
上手い切り上げ方は、雑談を続けるコツの反対の行動を取ることが重要です。
なるべく気持ちを話さず、リアクションを抑え、話をまとめて、その場を去る。
そろそろ会話を切り上げたいなと思ったら、「腕組み」をしてこれ以上自己開示はしませんということを暗に示すのも効果的です。
あなたとの雑談中に相手が腕を組みだしたらそろそろ切り上げたいなという合図かもしれません。
雑談力を身につけることで得られるメリット
営業をしている中でも最初から最後までずっと仕事の話をすることはありません。
しかめっ面をしている頑固そうな人でもいざプライベートの話題をしてみると流暢に話してくれる人もいます。
論理的に商品のメリットなどを伝え相手に納得してもらうということも仕事として必要ですが、まずは相手のバックグラウンドを知ることで、その後の仕事のやりやすさも変わってきます。
雑談がやり方|まとめ
今回紹介した雑談のやり方を取り入れることで仕事の成果を上げることもできると思います。
仕事の中で雑談を取り入れることで上手く気持ちを切り替えることができますし、仕事だけでは分からなかった相手の意外な一面も雑談を通して知ることも出来ます。
今回紹介した「雑談力」をもっと詳しく知りたいと思ったら「超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける」も読んでみて下さい。
AmazonUnlimitedなら初月無料で何冊でも読むこともできるのでまだ使ったことのない方はこの機会に使ってみて下さい。
コメント