言いたいことがあるのに、伝えることが出来ない。
相手に否定されるのが怖くて言いたいことが言えない。
内向的な性格だから自分の気持を表現するのが苦手。
こんな悩みをもっていませんか?
著者も内向的な性格であまり人前では自分の意見を伝えることが得意ではありませんでした。
自分の中には伝えたことがあるのに、言いたいことを言えないのは必要以上に相手の反応を気にしすぎている場合もあるので、自分に正直になるということが大切な場面もあります。
どんな伝え方をすれば相手に不快感を与えることなく、自分の考えを表現できるか本から学んだり、実際に言いたいことを言ってどんな反応を得ることが出来たのか紹介していきます。
言いたいことが言えなくて悩んでいる人はぜひこちらの記事を参考にしてみて下さい。
今回は「神トーーク『伝え方しだい』で人生は思い通り」を読んで自分の言いたいことを相手にしっかりと伝えるために必要なこと、そして実際に仕事の中で試した言いたいことを言えるようにするにはどうすればいいかについて説明していきます。
言いたいことを言って相手に納得してもらう
自分のいいたいことをはっきりと言って相手に納得してもらうには、事前に準備しておくことがあります。
「相手の心を動かす3つの条件」
①話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い
②相手に「安心感」を与える
③相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす
この3つの条件を事前に達成することで、あなたが伝えようとしているアドバイスや指示を聞いてやってみようかなと前向きな気持にすることが出来ます。
人の心を動かすには様々な小手先のテクニックよりも、日頃の自分の行ないが話を聞いてもらう為の土台になっています。
例えば、仕事で報連相が大切だからしっかりするように、と上司から言われたとしてもその上司が全く連絡をしていなかったら相手の話を聞こうという気にはならないですよね。
どんなことを言うかよりも、誰が言うかの方が大切ということです。
言いたいことをいうメリット”人間は全て感情によって動いている”
人を動かすには感情に訴えることが必要です。
あなたの周りにも「正論を言っているのは分かるんだけど、なぜかこの人の話は受け入れにくいんだよなぁ」ということはありませんか?
人はどんなに正しいことを言われても自分の「感情」が納得していなければ、腹落ちさせることが出来ず前向きに行動することができません。
仕事をしていく中でも、この人は苦手だなとか、相性が悪いなという人は一人や二人はいると思います。
自分が苦手だと感じた場合、相手の方が役職が上で指示には従わなければいけないとしても、あまり積極的に行動したいという気持ちにするのは難しいです。
相手に納得してもらうには正論ではなく感情に訴えることが必要。
自分の話を聞いてもらいたいときのコツ|「褒める」→「アドバイス」→「褒める」
なぜ、最後にもう一度「褒める」を持ってくるといいのか?
それは人には、「出来事の〝最後の〟印象に左右される」というメカニズムがある
仕事の中で相手がミスをしてしまい注意するときでも、注意して終わりではなく、最後には相手に期待しているということを伝えることで最後には相手も注意を前向きに受け止めることができ意味のある注意になります。
注意の仕方が悪いと相手に不満を生むだけで次へミスを活かすことが出来ません。
言いたいことを言うことは大切だけど、人の悪口を言うのはやめよう
飲み会の席などで仕事の愚痴で盛り上がることがあると思いますが、そんな場面でも特定の人の悪口を言ったりするのはやめたほうがいいです。
その時は参加している人がみんな同じ意見で盛り上がっていると思っていても、あとから「自分のいないところで悪口を言われているかもしれない」と思われ周りから距離を置かれる可能性があります。
ネガティブな内容で盛り上がるのではなく、ポジティブな話で盛り上がるようにしよう。
言いたいことをいうメリット|誰からも好かれる人にはなれません
誰からも好かれるような人になりたいと考えることはあるかもしれませんが、出会う人全てに好かれることは不可能です。
どんなに欠点がないような良い人でもいい人を嫌いな人もいます。
周りの人全員に納得してもらおうとするのではなく、自分の味方になってくれる人にさえ伝わればいいと考えると本来悩む必要のないことに時間を使うことを減らすことが出来ます。
言いたいことをいうメリット|人はそれぞれ違う考えを持っていて当たり前
相手の反応を極端に気にすることなく自分の思いを言葉にすることは大切です。
相手に認められなかったらどうしようとか、そんな子供みたいなことを考えていたのかと思われるのが嫌で自分の言いたいことが言えないという人もいると思います。
でも、どんな考えでも言葉にしないと相手に伝えることは出来ないですし、あなたのことを否定する人ばかりではなく実は自分も同じ考えを持っていたという人もいるかもしれません。
相手は相手、自分は自分という、違う考えをもっていて当たり前ということを意識しましょう。
言いたいことを言うことが自分を大切にすることに繋がる
自分の考えを伝えずに、相手に合わせてばかりいるとどんどん自分というものがなくなってしまいます。
自分がなくなってしまうと何をしていても楽しくないですし、働く意味も感じられなくなってしまいます。
人目を気にせず、自分の考えを大切しましょう。
言いたいことを言うことの大切さ|まとめ
言いたいことを言ったら嫌われるかもと思う人もいますが、誰が、どうしてそのことを言ったのかということの方が重要です。
相手とすでに良好な関係があれば言いたいことを伝えても相手は受け止めてくれます。
自分の考えを溜め込まずどんどん周りに伝えていくことで良好な人間関係を築いていくことに繋がります。
案外話してみると相手も同じ考えで以前よりも親密な関係になれたということにもなると思います。
自分の中に溜め込んでいるだけではストレスも溜まってしまいます。
少しづつ自分を表現するということを意識して行動してみましょう。
今回紹介した「神トーーク『伝え方しだい』で人生は思い通り」は、聞く読書のAudibleでも聞くことができます。
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