タイヤの溝が減ってきてタイヤを交換しないといけないけど、なるべく出費は抑えたいよ
タイヤは高い買い物だから安く買う方法が知りたいけど、車に詳しくなくてもできる方法を教えて!
タイヤを安く買うにはどこで買うのがお得なの?通販で買ったことはないけど、簡単に買えるの?
タイヤは長く使っていると溝が少なくなっていき、タイヤがスリップしやすくなったり雨の日にハンドルが効かなくなったり運転中にパンクして動けなくなるなどヒヤッとする機会が増えてしまいます。
ディーラーやタイヤショップ、カー用品店で買うことができますが、メーカーや種類も豊富にありどれがいいかのか迷ってしまうこともあると思います。
タイヤの値段もピンからキリまでありますが純正で使われいるタイヤや高いタイヤじゃないと危ないんじゃないのと思ってはいませんか?
タイヤ性能や静音性などの付加価値が違うタイヤなら価格が違うのはわかりますが、同じタイヤでも買う場所が違うだけでだいぶ安く買えたということも多くあります。
本記事ではタイヤを安く買うおすすめの方法を解説していきますので、タイヤ購入の費用を抑えてお得にタイヤ交換がしたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
タイヤの価格は毎年高くなっている
身の周りの食料品や光熱費がどんどん高くなっていますが、タイヤの値段も同じように毎年値上がりしています。
もう少し使えそうだから来年買い替えようと思っていると値上がりしてしまったということもあるので買うタイミングも大切です。
原材料価格の上昇
タイヤ製造に必要な原材料、特に天然ゴムと石油製品の価格が急上昇しています。
これらの素材はタイヤの生産に欠かすことができず、その価格変動はタイヤ価格に直結しています。
2024年も2023年に引き続き値上げを発表しているメーカーもあります。
タイヤの値上がり時期についてはこちらの記事で詳しく解説しているので合わせてチェックしてみてください。
タイヤを買うときの注意点
タイヤをなるべく安く買うには一つの場所だけで判断するのではなく色々な場所でタイヤ交換の見積もりを取ってもらうことが重要です。
同じ銘柄のタイヤでも買う場所によって取り付けまでの価格が違います。
店にタイヤを買いに行く場合は1度で買うのではなく一度見積もりをもらい他の店と比較してから買うようにするのが賢い買い方です。
店舗で買いたい場合も、まずは見積もりだけもらってネット通販で同じタイヤが買えないか調べてみるのもいいですね。
タイヤを買える場所と特徴
同じタイヤでも購入する場所によってもかかってくる費用は変わってきます。
タイヤの値段は同じくらいでも車に取り付けてもらうためには、古いタイヤを外し新しいタイヤを取り付ける必要があり取り付けのための工賃も場所によって様々です。
タイヤの価格は安いけど、取り付けの工賃が高いという場合もあるので、タイヤを購入する際は、タイヤ価格だけではなく工賃も含めて考えることが大切です。
ディーラー
自動車ディーラーでタイヤを買うことのメリットとして、自分の車に最適なタイヤを提案してもらえるということが挙げられます。
新車の時に使っているタイヤを購入することもできますが、もっと静かなタイヤが欲しい、乗り心地をよくしたいという場合でも、その車に適したタイヤを提案してもらえます。
また、車検や定期点検のときにタイヤ交換も合わせてお願いすれば他の不具合箇所も一緒に見てもらうことができるので車の不調を未然に防ぐことができます。
デメリットとしては、タイヤ専門店やカー用品店に比べ工賃が高くなってしまう傾向があります。
ディーラーの整備員の人件費が他の場所の人件費と比べ高く設定されている場合が多いため工賃も高くなってしまいます。
費用としては他の場所よりも高くなってしまっても、車全体をしっかり整備したいという時はディーラーに相談するのがいいですね。
値段は高くても車の整備もまとめてしてお願いしたいときにはディーラーがおすすめです。
ネット通販
ネット通販で購入できるタイヤは国内、海外問わず豊富なメーカーやサイズから選ぶことができます。
また店舗に比較し安い価格で買えるものも多いです。
ネット上のタイヤショップの中にはネットショップでタイヤを購入し取り付けは近くのガソリンスタンドやカー用品店での取り付けを予約できるものもあります。
おすすめのネットショップはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
▶︎▶︎タイヤフッドって安いの?|買っていいタイヤ買ってはいけないタイヤ
タイヤ専門店
タイヤ専門店ではタイヤ、ホイールなど車の足回り部品を専門に扱っています。
ホイールのドレスアップなどの知識も豊富なので国内の有名ブランドから海外の格安タイヤなど豊富な種類から選ぶことができます。
フジ・コーポレーション
国内に48店舗あり実際に店頭に行って好みのホイールを探すこともできますがフジ・コーポレーションのサイトでもタイヤ、ホイールを購入することができます。
オリジナルのホイールも扱っているので気に入ったデザインがあればお得に購入することができます。
タイヤワールド館ベスト
実店舗は北海道、東北のみの計7店舗になりますが6ヶ月間のタイヤパンク保証もついており交換してすぐにパンクしてしまったという時でも新品タイヤに交換することができます。
自分は大丈夫とも思っていても割れたガラスや釘などを踏んでしまうとパンクしてしまうこともあります。
買ったばかりのタイヤがパンクしてしまうとショックも大きいので半年間のパンク保証は嬉しいですね。
コクピット・ミスタータイヤマン
ブリヂストンが展開しているタイヤ専門店です。
ブリヂストンはサマータイヤでもレグノなどの高性能タイヤが人気ですがスタッドレスタイヤではブリザックシリーズの評判もよく東北の冬はブリザックが一番という声も多く聞かれるほどスタッドレスタイヤの評判も高いメーカーです。
コクピット・ミスタータイヤマンは専門の知識を持ったスタッフが用途に合わせたタイヤ紹介などのサポートをしてくれます。
ブリヂストン系から安いタイヤが欲しいという場合は下記記事で解説しているデイトンやニューノというブランドがおすすめです。
価格は抑えめでも品質もしっかりしたタイヤを探している人はチェックしてみてください。
タイヤガーデン・グランドスラム
横浜タイヤが展開しているタイヤ専門店です。
サマータイアではADVANシリーズ、スタッドレスタイヤでは iceGUARDシリーズが展開されており静粛性や乗り心地など求める性能に応じて選ぶことができます。
そのほかにもオールシーズンタイヤでBluEarth-4Sというタイヤも発売されており、あまり雪が降らない地域に住んでいる場合は年間を通して一つのタイヤで快適に走ることができるタイヤも発売されています。
オールシーズンタイヤを使っても問題ない地域かも専門のスタッフに聞きながら購入することができるものタイヤ専門店のメリットですね。
タイヤ専門店では、ブランドタイヤから手頃な海外メーカーのタイヤまで幅広いラインナップからタイヤを選べます。
また、タイヤ交換の工具が充実しており、知識の豊富なスタッフに相談できるので、知識が少ない方やカスタムに挑戦したい方にもおすすめです。
カー用品店
カスタマイズや特別なタイヤに対応。
カー用品店は、タイヤに加えカー用品が多数揃っているのが魅力です。
タイヤ交換の工賃も比較的安く、気軽にタイヤ交換を依頼できます。
しかし、タイヤ交換が多いシーズンになるとタイヤの在庫が少なくなり、予約も取りにくくなるのがデメリットです。また、混んでいる日は待ち時間が長くなる場合があります。
カー用品店は、タイヤ以外にもカーシャンプーやワイパーなど車関連用品を取り扱っています。
タイヤ専門店だと雰囲気的に入りづらいと感じる場合もありますが、カー用品店なら気軽に入ることができるというのもメリットです。
車に詳しくない年配の方や女性でも入りやすい反面、タイヤ交換やオイル交換をする際は、混んでいることも多く待ち時間が長くなってしまうこともあります。
国内のタイヤならだいたい取り扱っていますが、アジアンタイヤは一部のメーカーしか取り扱いがないこともあり輸入タイヤの購入を考えている場合は専門店やネットで探す必要があります。
自動車整備工場
各地の運輸局から認証を受けている自動車整備工場では、タイヤの持ち込みを受け付けています。
自動車整備工場には地域で長年、さまざまな車の整備をしてきたベテランの整備士が在籍し、お店にもよりますが高い技術力を持っています。
タイヤ交換以外の整備もあわせて依頼でき、さらに地域密着型のお店が多いため、気の利いた対応をしてもらえるのも特徴です。
自動車整備工場ではディーラーやカー用品店では対応できない自動車修理や整備の依頼を受けることもあります。
運輸局からの認証を受けている場所では、経験豊富な整備士が在籍しています。
ネットで購入したタイヤやタイヤだけを購入した場合はホイールへの組み替えが必要ですが整備工場はタイヤ専門店やカー用品店よりも安い工賃で取り付けできることも多いです。
馴染みの整備工場があると急なトラブルがあった時にも依頼しやすいですね。
タイヤ通販が店舗よりも安い理由
ネット通販はディーラーやタイヤ専門店などの実店舗よりも安く買うことができます。
値段が安いためタイヤの品質が心配になりますが、ネット通販が安いのは実店舗を持たないため、店舗維持費や人件費がかからないためです。
また、取り付け工賃もネットショップが契約している店舗で行うことで、自分でタイヤを持ち込み交換してもうらよりも安い工賃で組み替えてもらうことができます。
自分でタイヤの銘柄やサイズを選ぶ必要がありますが、自分の車に合うタイヤもサイト上で簡単に選択することができるようになっているので初めてでも使いやすいですよ。
安くタイヤを買える通販サイト
タイヤを買える通販サイトも色々ありますが、通販サイト大手は以下の2社になります。
迷った時は国産メーカーはタイヤフッド、海外メーカーはオートウェイをチェックしてみると好みのタイヤが見つかると思います。
Amazonを使っている人も多いと思いますが、実はAmazonでもタイヤを購入することができます。
Amazonも次で紹介するタイヤ通販サイトと同様にネットでタイヤを注文し、取り付け店の予約までまとめて行うことができます。
面倒な入力項目もないのでAmazonをよく利用する人は使いやすいです。
国産メーカーが豊富なタイヤフッド
タイヤ通販サイトのタイヤフッドでは国産タイヤから有名輸入タイヤまで豊富な品揃えから自分にあったタイヤを選ぶことができます。
ネットでタイヤを購入した後は、近くのカー用品店やGSなどの提携しているショップでの取り付けを予約でき、購入したタイヤもそのまま取り付け店へ発送することができます。
タイヤが到着したあとは、予約した店に行くだけで追加で費用が発生することなくタイヤ交換をすることができます。
購入したタイヤにはパンク保証も付いているため、万が一パンクしてしまったという場合でも無料で交換できるので安心です。
海外メーカーが豊富なオートウェイ
出典:オートウェイ公式
タイヤ通販サイトは1999年からインターネットでの通販を開始しており、年間250万本以上のタイヤを販売しています。
輸入タイヤを専門に扱っているオートウェイは種類も豊富ですが、その価格にも定評があります。
あまりにも安いタイヤだと古いタイヤを使っていたり、品質の悪いタイヤを扱っているんじゃないの?と不安になってしまいますが、海外からタイヤを仕入れる際に一度に大量に仕入れを行うためスケールメリットがあり一本あたりの単価を抑えることができます。
また、店舗を持たないインターネット専門のため流通コストを削減することでタイヤ価格を安くすることができています。
スタッドレスタイヤを安く買える時期はいつ?
雪が降る地域に住んでいる場合は毎年スタッドレスタイヤに交換する必要がありますよね。
初雪が降ってからスタッドレスタイヤに交換するという人や天気予報で雪が降る予報を見てからタイヤ交換をするという人が多いと思いますが、スタッドレスタイヤはまだ汗ばむ9月頃に購入してしまうのが安く買えるタイミングです。
前年に製造されたタイヤをシーズン前にセールで売っているタイヤショップが多いです。
タイヤはゴムのため時間経過とともに硬化していき性能が低下してしまいますが、1年前のものであれば新品とほとんど変わらず使用することができます。
シーズン前に販売しているタイヤはすぐに在庫がなくなってしまったり、合うサイズのタイヤの在庫が売り切れているということもあるので、とにかく安くスタッドレスタイヤが欲しいという時は早めに探してみるのがおすすめです。
11月後半から12月は初雪も降る地域も多く、スタッドレスタイヤを購入する人が一番増えるタイミングです。
この時期は店頭でもタイヤ交換をする人が増え、予約が埋まっていたり待ち時間が長くなってしまいます。
この時期に安くスタッドレスを探したいという場合は、店頭よりもネットショップの方が安く買える場合が多いです。
店頭では多少価格が上がっていてもタイヤを変えなければ運転することができないためスタッドレスタイヤのニーズが高く、店頭価格が高くなりがちです。
ネットショップでは人件費や在庫を持つ必要がないため、11月12月の繁忙期でも店頭より安く購入することができます。
2月3月は必要な人はすでに購入済みでスタッドレスタイヤのニーズが下がっていくため、タイヤ価格も下がる傾向にあります。
スタッドレスタイヤの溝が減っていて来年は新しく買わないといけないというときは先に購入しておくというのも価格を安く購入することができます。
降雪頻度が少ないならオールシーズンタイヤもおすすめ
自分の住んでいる地域や移動範囲がほとんど雪の降らない場所のときはスタッドレスタイヤではなく、オールシーズンタイヤを使うという選択肢もあります。
オールシーズンタイヤは夏でも冬でも使えるタイヤのため雪道を年に数回しか走らないという人にはおすすめのタイヤになります。
オールシーズンタイヤは下の記事で詳しく解説しているので合わせてチェックしてみてください。
▶︎▶︎オールシーズンタイヤを買ったあとに後悔する人は?購入前に知りたいメリット・デメリット
急な降雪でもそのまま走行することができます。タイヤ交換にかかる時間がなくなるので時間の節約にもなりますね。
タイヤを交換したら、古いタイヤを処分する必要があります。古いタイヤの処分は交換を行った業者に依頼できるケースがほとんどですが、その際、多くの業者では廃タイヤ処分料が発生します。
しかし、なかには古いタイヤを下取りしてくれて廃タイヤ処分料がかからない業者もあります。下取りしてくれる業者を選択すれば、ほかの業者に比べて、タイヤ交換の料金をお得にすることが可能です。
タイヤの廃棄費用はだいたい1本あたり300~500円前後のところが多いです。下取り可能のタイヤの場合はタイヤを買い取ってもらうことができるので
廃棄前に確認してみると意外と値段がつくこともあるので一度チェックしてみてくださいね。
タイヤを長く使うには
タイヤは消耗品のため定期的に交換する必要があります。
サマータイヤは約5年、スタッドレスタイヤは約3年が寿命といわれることが多いですが、使い方によってタイヤの寿命を伸ばし交換頻度を遅らせることができます。
タイヤの摩耗を抑えることでタイヤ交換の頻度が少なくなりタイヤ購入の出費を抑えることができるのでタイヤを買うときだけでなく、買ったあとも長く使うための運転を意識してみましょう。
タイヤの空気圧を定期的にチェックする
タイヤは使っているうちに少しずつ空気が抜けてしまい、そのまま使っているとタイヤの片側だけが消耗(偏摩耗)してしまいます。
月に1度はタイヤの空気圧をチェックすることでタイヤの摩耗を均一にし長く使うことができるようになります。
ガソリンスタンドでもタイヤの空気圧をチェックできるので給油のついでに確認するのがいいです。
初めてだと使い方がよくわからないと思いますが、一度使い方を聞いておけば次からは迷わずにつけるようになります。
タイヤローテーションを定期的に行なう
前後のタイヤでは前のタイヤの方が減りが早いため、定期的に前後のタイヤを入れ替えるようにしましょう。
ローテーションの目安は5,000kmに1回の頻度で行なうとタイヤの減りを均一にしタイヤを長持ちさせることができます。
タイヤの減りを抑えることができますが、燃費向上にも効果的なため急な発進、停止ではなくエコ運転をするようにしましょう。
タイヤを安く買うなら通販がおすすめ|まとめ
同じタイヤでも買う時期や買う場所によっても値段が変わってきます。
スタッドレスタイヤは買う時期によっても値段差が大きいため買う時期も意識しながら準備するとお得に購入することができます。
サマータイヤの場合は時期による価格差はあまりありませんが、実店舗よりもネットショップの方が安く買うことができます。
通販でタイヤを購入したことがなくてもAmazonで買い物をするのと同じ感覚で利用することができるので簡単に店舗予約まですることができますよ。
お得にタイヤを買って賢い買い物をしていきましょう。